Thursday, July 26, 2007

子供と一緒に育つ自分が好き


ホームスクーリングを始めたいきさつを書いて以来、何もアップしてなかったけど、ここで一つ、私がホームスクーリングを続けて行ける理由を書こう。それはズバリ‥…


子供の成長とともに自分の成長も手に取るように分かっておもしろいから。

これって子育てし始めの頃からおもしろいと思ったこと。我が子が赤ちゃんの頃 やっと勝手が分かって来たゾ と思いきや すぐに変わる我が子に 遅れを取るまいと 必死で自分の中にあるクリエイティビティーを 絞り出すかのようにがんばって来た間 ふと 数ヶ月経ったその前を振り返ると びっくりするほど成長した自分があったりして 少し自分を褒めてやりたくなるくらいだったけど、そんな思いもつかの間 また育児は続いて行くんだよね。ホームスクーリングは 実際その延長線にあって 跳んで来たハードルの種類が変わっただけ という感じ。


そもそも何故か 子供の幼稚園とかの入園を考え始める頃 女親としてはある部分 心の中で受け渡しが始まるんだと思う。それだけ自分の時間ができるから だと思うんだけど、24時間体制で子育てしてきた所から 段々体制が変わって行くから 周りがそうしているんだし と特に疑問も持たずに 歩みだすケースが普通だと思う。私もすんなり そういったエスカレーターに乗るところだった。そこをダーリンから もうちょっと考えよう と来た。Mob Mentalityという言葉があるけれど それと同じなんじゃない? そうやって よく考えずにみんなにつられて同じ方向に行くって。うちの子には ちゃんと考えて選択できる男に育って欲しい と常々思っていた私は考えさせられた。


ホームスクーリングしていると アーティフィシャルな節目がない分、意識して自分の子供に「自分の時間の大切さ」といった生活に間近なトピックから「どうして云々はどうなのか」といった科学的根拠まで教えることになる。これを他の人に教えてもらうか 自分たちでしっかり教えるか、これの違いだと思う。ホームスクーリングは生活に近いトピックは「教える」という方に当てはまるが、 その他のトピックは「教える」というよりも 「一緒に答えを探そう」というのが多い。子供が「ゲット」した時の眼の輝きと 「学ぶ」ことに対する情熱が 育って行くのが楽しいし、できるだけ長く持ち続けてほしいと思う。

日本では「生まれる→幼稚園→小学校→中学校→高校→短大/大学→就職→結婚→子供出産‥…」といった人生のレール ともいうべき暗黙の了解があるけど、これってみんながみんな コンベアベルトに乗るが如く行くべき道ではない と思うんだよね。留学して さっさとレールから外れてしまった人間が 開き直っているだけ のように聞こえるかも知れないけど、工場じゃああるまいに このままだったら 世の中大変つまんないと思う。


子供のギフティング(才能とか性格)が 十人十色なのと同じように 歩むべき道も 住人と色だと思う。 だからこそ 個々の子供のギフティングに基づいた 教育法があっても間違いではないと思う。幸いに ホームスクーリングの中にも いろいろあって 一番の長所が 子供に合わせたカリキュラムを使えて 子供のペースに合わせた学習法だから 多くの人が勝つオプションだと言える。


ホームスクーリングを始めたからと言って 絶対ずーっとホームスクーリングする とは絶対言い切れないし 言ってみようとも思わないけど 今一番家族のゴールに向かってフィットしているオプションだとは  自信もって言い切れる。

我が家の子育てのゴールも紹介しておこう。

  1. 周りに流されず 自分で状況を把握し 周りを考慮し 最良のオプションを選択できるように ロジックを育てる
  2. 家族を大切にし 自分らしさを大切にし 周りと感謝を持って交わることができるように 心を育てる
  3. この世界の素晴らしさを学ぶこと 多様さ そしてその緻密さを学ぶ上で 学べることの楽しさを育てる
  4. この世界を創った大いなる神の 深い愛 キャラクター 御心を学ぶ上で あらゆる命を尊び 感謝をもてるように スピリットを育てる
このゴールにとてもフィットした ユダヤ的教育法のレシピを読んで 感動したので ここでまた引用しよう。別にホームスクールを念頭に書いてあるものではないので 学校に子供をやっている人にも十分利益ある読みだと思う。
 
  1. 本をあげよう!本でいっぱいの本棚を見せよう

    • 読書の調整は必要ナシ!子供をのびのび読書好きにするには、本がぎっしり詰まった本棚を見せる

    • 褒められる→本がもらえる→嬉しい  を刷り込む。

    • 学ぶ場は学校だけではない。わからないことがあったら、本に訊こう。すべての基礎である国語力をつける 

  2. とにかく観察

    • 決め付け・押し付けは絶対NG。危険なときだけ手助け

    • 子供が何に興味を持つか、とにかく観察。何かに興味を持ったら、それに関する本を与えよう。
    • 関連ある博物館など、質の良い情報がある場所へ連れていこう。
    • 子供の進む方向に危険があったら、さりげなく方向修正を
    • 子供がどの方向に行きたいとおもっているのか見極めよう。そして、旅が安全になるよう、ちょっとだけ先の道をつくってあげよう。

  3. 見せる、体験させる、感動させる!

    • 情報をたくさん与えて、選択肢をふやしてあげよう!博物館、美術館、本屋、コンサート、史跡など、上質な情報にふれさせよう。その中から、子供に「ピン!」とくるものは何かを探ろう
    • インターネットなどのバーチャル空間ではなく「ホンモノ」に触れさせよう。
    • 子供が目を輝かせるまで、いろんなところへ連れて行き 体験させればいい。
    • 子供達が育つ段階で、できるだけいろんなものにふれさせよう。何が一番彼らの人生にとって重要になるか誰にもわからないのだから。

  4. 子供をのびのび優秀にする3つの言葉: 「よく思いついたね!」「どう思う?」「いっしょに答えをさがそう」

    • コミュニケーションの輪で頭をよくする。 子供を優秀にする「コミュニケーションの輪」
      親が尋ねる→子供が話す→親が褒め再び尋ねる
      →子供が話す→ 親が褒め再び尋ねる・・・・・

  5. 言葉と態度で「信じているよ」を示そう

    • 遺伝するのはDNAではなく、信頼。子供が学校で問題を起こしたとき、叱られたとき、教師から批判されたとき などは子供の意見を尊重し、子供の側からも事情を聞こう。教師がいつも正しくて、子供がいつも間違っていると 想像だけで決め付けてはダメ。必要とあらば、子供の為に学校や教師と話し合おう。
    • 他の子と比較するから、信頼できない。比較などしなければ、全面的に信頼できるはず。まずは、他の子との比較をやめよう。
    • 遺伝するのは、能力ではなく信頼。あなたが子供を信頼すれば、子供も自身の子供を信頼するこれが大いなる才能が何世代にもわたってでてくる「秘密」
    • 「先生に質問してきなさい」といって、子供を送りだそう。毎日の繰り返しが、後日大きな差を生む。

  6. 「あなたがボス」を忘れずに!

    • まず説明、罰は本当に必要な場合にのみ行う。叱るときは、まず叱る理由を説明する。
    • 親バカではあっても、親が常に「ボス」 子供の目線にたつことは重要だが、子供と同等になってはだめ。
    • ユダヤ式親バカは、「放任」ではない! 親であるあなたが、常に子供の「ボス」
    • 何が正しくて何が正しくないか、子供に説明しよう。必要な場合は罰を与えよう。 それでもあなたが子供を愛していることを伝えよう!

  7. 時期がきたら、親離れさせよう!

    • 親離れさせるのも、親の責任。「親バカ」は一生の大仕事 。
    • 子供を親離れさせるタイミングを選ぶのは、親の義務のひとつ
    • 適切なときがきたら、子供が巣立つのを許そう。必要だったら、その背中を押してやろう。


Saturday, June 9, 2007

うちがホームスクーリングをするに至った経由

子供が登場してからというもの、以前は「絶対そんなことやらない」とか思っていたことを結構するようになったと思う。それまでは自分のことだけ、そしてダーリンのことだけを考えていれば良かったけど、子供のことを考えると個人的には「やだな〜」って思ったことも子供の為ならとできるようになる。不思議だねぇ〜。カナダでは幼稚園に入る前の年にプリスクールというものに人は入れるのだけど、私も他の家と同じようにうちもするもんだと思い込んでて、上の子がその頃になった時「どこに入れようかね」ってダーリンに聞いたら「入れる必要は無い」とシャットアウトされてしまった。うちの人は小学校を終えるまでに12回も引っ越しをして同じくらい転校をした人だから、きっとどの学校に入れるとかって気にするだろうとは思っていたけど、一言でシャットアウトされるとは思ってなかったので、ちょっとショック。でもそれからプリスクールではいろいろ工作とか遊んだりするだけで対して特別なことはしていない(要するに家で一緒にやればすむじゃん、と言われた)のが分かって、じゃあ、考えるのは小学校!とディスカッションはしばらく保留になった。
うちの人は公立も私立もそしてホームスクーリングも留学もしたことがある人で、話を聞いてたことから公立は対象外になっているのはよく分かってたんだけど、日本の先生が前に立ってつまらなくても我慢してちゃんと座って授業を聴かないといけないというパターンで育った私としては、こっちの公立の学校でも日本に比べたら思いっきり楽しくて面白そうに見えたから、ニュースでいろいろな問題が取りあげられていたりしても我が子が学校に行く年になるまでのほほんとしてたんだ。いざ我が子のことを考えるようになったらそういうのも気になってくるから不思議。友達や知り合いの話にも耳が大きくなって、ダーリンと同じ結論に至るのもそう長くかからなかった。対象外とは決めたものの、私立もバカ高い金額で、どうやって払えば良いのか分からないという始末。ダーリンと一緒にいろんな教育本を読みあさり始めたのもその頃。ダーリンはホームスクーリングを提案したけれど、人より気が短い私がそんなことをしたら子供に申し訳ないという気持ちが大きくって問題にもならないと無視。
その頃、しばらく連絡が途絶えていた友達にばったりと会い、彼女も似たような位置にあることで意気投合。ダーリンが見つけた本の一つに「Real-Life Homeschooling」(Rhonda Barnfield著)というのがあって、それをそっと「これ結構面白かったから読んでみなよ」と私に勧めた。ひょっとしてこれで私にホームスクーリングをさせるつもりなんだろうって思ったけど、別に読んだからってすぐにホームスクーリングに目覚める訳ないしって読み始めた。この本はそれぞれホームスクーリングしている10〜12家族の実経験を綴ったもので、アン・スクーリングからコンピュータで子供自身が自分で学校と連絡を取っているものの両極端、そしてその間のスペクトラムをカバーしてて、なかなか面白かった。この本を丁度読み終わった頃にこの友達に会った私は、結構エキサイトしてホームスクーリングもそんなに怖くないかもと思い始めた。彼女もローカルのコンベンションに旦那と行って来たばかりで同じ風に感じていたらしく、最近行き始めたホームスクーリング・サポートグループに誘ってくれた。
サポートグループに行き始めてから自分の中の不安やこういうのはどうするのと言ったような疑問が次々と答えられて、幼稚園の年に「試しにやってみよう」という気になった次第である。やってみたら本当に楽しいのなんの。幼稚園が一番楽しかったかな。1年生を始めてからいろんなカリキュラムやアプローチをとっかえひっかえ試して、2年生が終わる今くらいになってやっと安定して来た感じです。

工事中


工事中!Coming Soon!